2009年08月24日

アキノワスレグサ

アキノワスレグサ

  主人が仕事から帰ってきて騒いでいる。
理由は沖縄のクワンソウとは何についている名前なのかということである。
調べてみるとウイキペデアで ユリ科ワスレ属の多年草とある。
その仲間に 和名 : ヤブカンゾウ(藪萱草)学名 : Hemerocallis fulva var. kwanso
        自生地 : 日本では本州以南の野原や薮などに群生する。
        生態 : 3倍体のため結実せず、匍匐茎(ほふくけい、ランナー)を出して拡がる。

         和名 : ノカンゾウ(野萱草) 学名 : Hemerocallis fulva var. longituba
         分布 : 中国、朝鮮半島、日本、サハリン
        自生地 : 日本では本州以南の原野などに群生する。
        生態 : 多年草だが、冬季には地上部の葉が枯れる

        和名 : ハマカンゾウ(浜萱草) 学名 : Hemerocallis fulva var. littorea
        自生地 : 日本では、暖地の海岸などに群生する。
       生態 : ノカンゾウに似るが、自生地がほぼ海岸に限られることと、
       冬季にも地上部の葉が残ることで判別できる。

その他 に   ニシノハマカンゾウ (Hemerocallis fulva var. auranntiaca )
花はノカンゾウに似る。日本では九州以南の海岸などに自生する。

       アキノワスレグサ Hemerocallis fulva var. sempervirens
花はノカンゾウに似る。日本では九州南部および南西諸島に自生する。別名 : クワンソウ(沖縄地方)。
沖縄の人はしかしクワンソウと言えばアキノワスレグサのことで花はノカンゾウ
に似ているほうを指している。
昔から薬用として利用しているためで,にーぶいぐさ(沖縄方言)といって
親しんでいる。
眠れない人のために野菜代わりに味噌汁にして食べているそうである。

       ホンカンゾウ Hemerocallis fulva var. fulva
      日本では自生していない。

その他に、Hemerocallis fulva var. europaea
があって
つい最近は色々な花が改良されて20種ぐらい出回っている。
色々調べていく内に、
だんだんカンゾウの花が集まってきた。
品種改良の花から元々あった沖縄産のクワンソウから
集めてみると沢山ある。
しかし全部食べられるみたいである。
ヤンバルのおばさんたちは小さい時に食べた話をしだした。
葉の下の方の白い部分を用いるそうです。


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Posted by ka-zu at 20:54│Comments(0)植物
 
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