ナマコ

ka-zu

2006年10月30日 18:03



     ジャノメナマコ

ナマコはウニやヒトデの仲間で棘皮(きょくひ)動物です。
沖縄の人は昔から食べていませんでしたがしかし
最近の沖縄でも粟国島の半乾物は有名になりました。

古代の中国では南海から珍味としてナマコの乾物と
燕の巣やフカヒレを一緒に輸入していました。(中国料理では干しナマコを使う)
中国では一度乾燥させ、ふっくらと戻してから、煮込み料理やスープなどに仕立てます。

しかし今日ではゲテモノ食いの食通がナマコを生で食べます(酢ナマコ)、
姿、形から最初食べたひとはえらいと思います!
日本料理では生のままを使い、三倍酢に漬け紅葉おろしなどでいただきます

ナマコは栄養価はあまりありませんがコンドロイチンを豊富に含み
また炎症を抑えるプロスタグランジンのバランスを改善する作用があるそうです
中国では数千年に渡り、関節炎の治療に用いられたそうです。

世界中で1,000種類以上もいるナマコの中で、食用にしているのは、数種類の普通マナマコで、
北海道から沖縄まで、全国各地の浅海に生息しています。
食用ナマコ (マナマコ、オキナマコ、キンコ、ジャノメナマコ、シカクナマコ)
酢のもので、このわた、このこ、いりこなどの加工品がある。

ナマコは身体にサポニンという強力な毒素を持ちますので気をつけましょう。
ニセクロナマコは高濃度のサポニン毒を持っている。
素人は採って食べてはいけません。海人に任せましょう・・・!
 オオイカリナマコ 毒  ニセクロナマコ 毒  


  

 ①シカクナマコ ② ニセクロナマコ ③オオイカリナマコ


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青い珊瑚礁

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