ヒョウモンダコ(豹紋蛸)

ka-zu

2007年11月28日 14:09



 大潮の真夜中、低潮線の砂浜で漁火(いざり)をしていると
足元の周囲をうろうろしているのを見つけました。
あまりにもかわいいので最初、写真を撮ろうとしましたが、
動きが早く、写せないので家に持ち帰りました。

しかし帰ってから名前を調べる内に背筋が寒くなりました。
小型だが唾液に猛毒のテトロドトキシンを含むことで危険なタコであるとされる。
カニなどを捕らえる際に、この毒を海水中に放出することで獲物の動きを奪い、
捕食に伴うリスクを減らしていると考えられているそうです。

危険が迫ったり興奮すると鮮やかなルリ色のリング紋様の警戒色を発することで、
有毒生物であることを知らせ、外敵を威嚇しているそうです。

私は、貝を採集する時はトングを使用します。素手で貝を採集する事はありません。
そのため、助かりましたが噛まれたら呼吸困難に繋がる麻痺を引き起こし、
酸素不足から心停止に至るそうです。

体長は10cmほどの小型のタコであるが毒を撒き散らす時にピョンピョンはねて泳いでいる
ように見えました。水中ではルリイロのリングとグリーンの色とで大変かわいいタコです。
上↑の写真の色とは大分違います。

 否め皆さんも私みたいに間違えないように!
変わった色や模様には気をつけましょう!
又海では素手で取ると思わぬ事になります。

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